[展覧会概要]
- Sense of Reality -僕らの世界のつくり方-
- 市原市水と彫刻の丘では毎年夏休みの時期に合わせ、現代アートをテーマとした大人から子どもまで広く楽しめる展覧会を開催しています。「難解」、とよく評される現代アートの世界も、その特性や固有の問題意識を知ることで、より私たちの生に身近なものとして実感できるのではないでしょうか。本展では、時代や社会に対して批評的な視点として機能し、その空気感をくみ取っていく現代アートの魅力を紹介致します。
- -リアリティのセンス(感覚)-
インターネットの普及をはじめとする高度に情報化・グローバル化された社会の中に生き、それを違和感なく受け入れて生活する私たちの現実感覚においては、リアルなもの(体験)とフィクションとの境目は限りなく曖昧であると言えます。そんな世界の中にあって、私たちが信じることのできる「確かなもの」とは一体何なのでしょうか?
「リアリティのセンス」という言葉には、自らの言葉で(視点で)世界を記述し(語り)、それを元にどのように世界をイメージしながら生きることのリアリティを形作っていくことができるのか、という問いの中にこそ、私たちが世界を信じることのきっかけがあるのではないかというメッセージが込められています。「一人一人が描く世界」の豊かさは、私たちの生を豊かにしていくとともに、大きな世界の豊かさにもつながるのではないでしょうか。
展覧会では、私たち一人一人が捉える世界の姿をテーマに、見る者の感覚(五感/センス)に様々な感触を生み出す作品をご紹介いたします。アーティストの描き出す世界(リアリティ)に対して、あなたはどんなセンスで世界(リアリティ)を描き出しますか?作品に触発され生み出されるイメージと戯れながら、そこに生まれるあなた自身のリアリティの感触と、身体にもたらされる感覚をお楽しみください。